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第34回織田作之助賞受賞記念 作家・東山彰良氏による講演会を開催しました。

  千里山キャンパスで5日、第34回織田作之助賞(主催:大阪市、大阪文学振興会、関西大学、パソナグループ、毎日新聞社)の受賞記念・関西大学文学部特別講演会を開催しました。

  当日は、小説『僕が殺した人と僕を殺した人』(文藝春秋)で同賞を受賞した東山彰良氏が、毎日新聞西部本社学芸グループ記者の米本浩二氏と対談形式で講演し、学生や市民ら約300人が熱心に耳を傾けました。

  冒頭、米本氏の「作家にとって賞の重みとは?」との問いかけに、東山氏は「次の本を出す際に企画編集者の熱意をサポートする回数券のようなもの」と表現しました。また小説について「すぐ何かの役に立つというものではないが、だからこそ純粋な感動が味わえる。楽しみながら疑似体験をすることで、色々な考え方があることに気づき、みずからの固定概念を改めることができる」と自身の見解を述べ、「苦しんでいる時も、たった一文に救われることがある、そのような体験をすると一生小説とつきあっていこうと思う」と語りました。

  最後に、米本氏から就職活動を行う学生へのメッセージを求められ、自身が作家を志した頃を振り返りつつ、「出版できるのかも、売れるのかもわからない状態だったが、書かないという選択肢はなかった。もし迷いがあるのなら、その時点でその選択肢はその人にとって唯一無二のものではないのでは。もちろん、やってみなければわからないこともあるので、いったん無難な道へ進んだ後、本当に望んでいた道が見えてくることもある。その時にどういう決断を下すかだと思う」と、経験に裏打ちされた熱い言葉を送りました。

第34回織田作之助賞
第34回織田作之助賞受賞作家 東山彰良氏
第34回織田作之助賞
毎日新聞西部本社学芸グループ記者 米本浩二氏
第34回織田作之助賞

2018/10/10/ 10:00 UP

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