KUDX DXがもたらす関西大学の新しい学び

さまざまな場面で急速にDX(Digital
Transformation)が進んでいます。
関西大学では、独自の「DX推進構想」の下、
教育リソースを全学的に共有・活用する仕組みを構築し、
きめ細やかな学修支援を展開。
これまでの課題の解決と次世代社会に適合した
キャンパスの創出を推し進めています。

キャンパスイメージ

関西大学が描く
スマートキャンパス

関西大学が目指すスマートキャンパスの概要を、イラストでご紹介。
すでに実装されているもののほか、現在整備作業中のもの、今後開発予定のものを含みます。
関西大学DX推進構想(PDF)

ActivitiesDX推進・4項目の取り組み

01 いつでも、どこでも、アバターでも学べる ~学修機会のあらゆる制約を軽減・除去~ いつでも、どこでも、アバターでも学べる ~学修機会のあらゆる制約を軽減・除去~

 デジタル技術の活用により、時間的・空間的制約から自由になることはもちろん、多言語翻訳システム等の導入で、言語の壁も越えることが可能です。また、障がい等で支援を要する学生にも先端技術を活用したコンテンツを提供することで、学びを支援します。

いつでも、どこでも、アバターでも学べる イメージ いつでも、どこでも、アバターでも学べる イメージ

02 学修成果の見える化 学修成果の見える化 ~学生の学びと成長の履歴を把握~ 学修成果の見える化 ~学生の学びと成長の履歴を把握~

 学習支援システム「関大LMS」の機能強化によって、教育の共通化・効率化・最適化を促進。各学生の学習履歴や習熟度等を把握し、蓄積された学修ログを解析することで、一人ひとりに見合った教育の実現を目指します。さらに、本学独自のキャリア支援システム「KICSS」を拡充。教学IRデータ、学生指導や学生の学修ログ・学生生活、学生募集、キャリア支援等のさまざまなデータを継続的かつ効率的に収集・分析することで、エビデンスに基づいた学生支援につなげます。

学修成果の見える化 イメージ 学修成果の見える化 イメージ

03 DXの推進に対応したインフラ、環境整備 DXの推進に対応した<br>インフラ、環境整備 DXの推進に対応した<br>インフラ、環境整備

 これまで取り組んできた無線ネットワークの拡充をさらに進め、キャンパス内でPCやタブレットを活用した学びや自学自習、就職活動などが行いやすい環境を構築します。
 また、EZproxy®の導入によって、学外から時間や場所の制約を受けずに関西大学図書館が提供しているデータベースなどの電子コンテンツにリモートアクセスが可能。自宅での学修・研究環境の向上を実現します。

DXの推進に対応したインフラ、環境3備 イメージ DXの推進に対応したインフラ、環境整備 イメージ

04 学内業務の効率化 学内業務の効率化 学内業務の効率化

 デジタル技術を活用することにより、各種申請手続きのオンライン化など、学内業務の効率向上をめざします。学生にとっては手続きの利便性向上、教職員にとっては日常の事務業務の負担を減らすことで、教育・研究や自己研鑽等の時間を増加させることが可能となります。また、遠隔技術を活用した各種会議やFD※1・SD※2の実施により、キャンパス間移動や遠方への移動の負担軽減を図ります。

※1 FD…Faculty Development ※2 SD…Staff Development

学内業務の効率化 イメージ 学内業務の効率化 イメージ

Messageメッセージ

副学長/国際部長 藤田 髙夫

DXによる大学教育の高度化

さまざまな学びを通じて、学生が未来への扉を自ら開くために

副学長/国際部長 藤田 髙夫

 DXという言葉をメディア上で目にしない日はありません。大学教育においても、以前からデジタル技術を活用した変革が試みられていましたが、このコロナ禍によって、その動きは著しく加速したように思います。この流れを後押しするように、文部科学省は2021年1月に大学改革推進等補助金(デジタル活用教育高度化事業)「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」を公募。本学は「学修者本位の教育の実現」「学びの質の向上」の2つのタイプの取組に申請し、2件とも採択されました。2つのタイプで採択されたのは252件の申請中、9大学(機構)で、うち私立大学は本学を含め2大学のみです。私自身はこの取組の責任者として、デジタルを活用した大学教育の高度化に邁進していく立場にあります。これをきっかけに関西大学がDXによる大学教育の高度化のモデルとなり、その成果を広く社会へ発信していくことを目指します。
 大学にはさまざまな未来につながる扉がたくさん用意されています。学生がその扉をためらうことなく開け、最初の一歩を踏み出していけるように、私たちはDXを推進し、学生個々の主体的な学びをサポートする体制の充実を図っていきます。

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