関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)がキックオフ・シンポジウムを開催しました。

  千里山キャンパスで17・18日、2017年度文部科学省私立大学研究ブランディング事業(タイプB)に選定された「オープン・プラットフォームが開く関大の東アジア文化研究」の主体となる、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)が、キックオフ・シンポジウム「デジタルアーカイブが開く東アジア文化研究の新しい地平」を開催しました。

  KU-ORCASは、世界最高水準の東アジア文化研究拠点の形成をめざし、同研究に関するデジタルアーカイブの構築と社会に開かれたオープン・プラットフォームの形成に取り組んでいます。本学では、脈々と受け継がれ積み重ねられてきた伝統と実績のもと、日本研究・アジア研究の豊富なリソースを独自に持ち合わせており、文化交渉学という新たな学問分野を開拓してきました。2017年9月に、世界最古の図書館のひとつであるバチカン図書館と日本の大学では初となる協定を締結し、同館所蔵の東アジア関連資料の研究・アーカイブ化を進めています。

  シンポジウムは、国内外から招聘した研究者・キュレーターによる、デジタル時代における研究の可能性および課題、アーカイブ構築の仕組み、運営についての講演をはじめ、東アジア文化研究やデジタルアーカイブに関する事例紹介・研究報告など、KU-ORCASならではの学域を越えた多様なプログラムで実施しました。

  センター長の内田慶市教授(外国語学部)は、本学の東アジア文化研究の歩みや、世界おける資料のデジタル化の現状、他機関の取り組み等に触れながら、「KU-ORCASでは、「研究リソース」「研究グループ」「研究ノウハウ」の3つをオープン化し、世界に開かれたハブ機能を備えたオープン・フラットフォームを形成することで、人文知を広く社会に提供していきたい」と同センターの使命について語りました。

  「オープン・プラットフォームが開く関大の東アジア文化研究」は、2016年度に選定を受けた「「人に届く」関大メディカルポリマーによる未来医療の創出」事業に続く2年連続での採択(全国で7校、関西では本学のみ)で、今後は「関大メディカルポリマー(KUMP)」「関大の東アジア文化研究」を本学のブランドと位置づけ、さらなる研究の推進と成果の発信に取り組んでいきます。


関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)ウェブサイト




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