関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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ボランティアセンター設立20周年記念事業「写真洗浄ボランティア」第1回を実施

 千里山キャンパスで5月15日、ボランティアセンター設立20周年記念事業として、被災地支援プロジェクト「写真洗浄ボランティア~関西大学から届ける能登への想い~」を実施しました。

 本プロジェクトは写真洗浄活動を通じて被災地の現状を知り、被災者の心に寄り添う経験を経て、学生が自分たちにできることは何かを考え、主体的に行動を起こすきっかけを創出することを目的としています。

 第1回目となった今回の活動には、募集定員を上回る18人が参加。講師に迎えた被災支援ボランティア団体「おたがいさまプロジェクト」代表の大竹修氏の指導のもと、津波や土砂崩れによって汚れてしまったアルバムから写真を切り出す作業を行いました。

 作業に取り掛かる前に、写真の持ち主である石川県在住の柴田さんとビデオ通話を繋ぎ、預かった写真への思いを受け取った参加者たち。写真の背景に思いを馳せながら、約1時間かけて1枚ずつ丁寧に洗浄しました。

 作業終了後には各グループごとに感想をシェア。参加学生からは「被災者のみなさんにとって心の支えであるものを預かっているという重みを感じ、少しでも役に立ちたいと思いました」「柴田さんとお話したことで、自分たちの活動が被災地につながっていると感じました」などの感想が聞かれました。

 本プロジェクトは、残り3回の写真洗浄活動および洗浄した写真を今年の9月に能登へ届けるところまで続きます。大竹氏は自身のミッションとして"ボランティアの裾野を広げること"を掲げ、「今日参加したことで終わりではなく、これからもボランティアに積極的に関わってほしい」と参加者に呼び掛けました。

 2025年に設立20周年を迎えた関西大学ボランティアセンター。2005年4月に大阪府内の大学で初めて開設され、社会や学生の関心の高いテーマから社会的に需要の高いテーマまで、学生目線に基づいた企画・運営を心がけ、ボランティアセンター学生スタッフが主体となって活動を継続してきました。関西大学ボランティアセンターでは、今後も多くの学生が主体的に参加できる環境を整備し、地域や社会の課題への貢献につなげる機会を提供していきます。

 ※洗浄している写真の使用につきまして、持ち主の方に許可をいただいております。

関西大学ボランティアセンター 20周年記念特設サイト

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