2023年度関西大学北陽高等学校卒業式を挙行

  関西大学北陽高等学校が17日、2023年度卒業式を挙行し、卒業生380人は思い出深い学び舎を巣立ちました。

  当日は春の陽気が感じられ、マスク姿の保護者もあまり見受けられない中で行われました。クラス代表の卒業生は名前を呼ばれると、緊張した面持ちで登壇し、田中敦夫校長から卒業証書を受け取っていました。

  田中校長は「高校2年生グローバルクラスのベトナム・シンガポール研修でベトナムの青年から、チャンスはどこにでもあるものではなく、努力してつかむものだ、ということを教えられた。これは、チャンスをつかめ、失敗しても諦めるなというメッセージです。みなさんは、将来何をしたいのか明確にし、力を出し切ること忘れず、常に自分で決めた道を歩んでください。」と激励の言葉を贈りました。

  卒業生代表の奥田莉月さんは、友人、教職員や家族の支えに感謝の気持ちを述べ、「私たちの高校生活は、新型コロナの影響を受けて制限されたものになりましたが、感染予防をしながらの学校行事や部活動では笑顔溢れる学校生活を送ることができました。喜びも悲しみも分かち合えた仲間がいたことを嬉しく思います。本当にありがとう。」と語りました。