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博物館では6月11日から7月22日(土)まで夏季企画展「浪速の町絵師 菅楯彦が愛した大阪」を開催しています。
本学ではかねてより「大阪画壇」と称して大阪における日本画に注目しており、近代を代表する絵師の一人である菅楯彦(1878-1963)は、軽妙洒脱で親しみやすい作風で、洗練された独自のスタイルを確立しました。菅楯彦が描いた大阪の風景や人々の姿は「浪速風俗画」と呼ばれ、江戸末期から明治初期の大阪の雰囲気を伝える貴重な視覚資料でもあります。
本企画展は、菅楯彦作品を愛する個人コレクターによる300点を超えるコレクションの中から珠玉の名品を厳選して展示しています。展示室は4つのコーナーに分けられ掛け軸だけでなく、茶器や帯などに描かれた作品から、菅楯彦が愛し、描いた懐かしの大阪の雰囲気を存分にお楽しみください。
関連イベントとして、7月17日(月・祝)13時30分から関西大学名誉教授の中谷伸生氏による講演会『菅楯彦の魅力と大阪の風土を語ります』を開催します(要事前申込)。ぜひご来場ください。
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