関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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高校生対象セミナー「コンビニからみる現代社会」を開催

  千里山キャンパスで7日、高大連携センターが高校生を対象にしたセミナー「コンビニからみる現代社会」を開催しました。

  本セミナーは、高大連携センターが実施する公開講座型プログラム「関大の研究を体験する」の一つで、高校生を対象に大学の講義だけでなく学内外の施設見学や実験・実習などの体験的な学びを組み入れたものです。

  今回は2日間開催する講座の第1回目で、商学部・藤岡里圭教授が「ドミナント戦略から考えるコンビニの発展」をテーマに講義を行いました。ドミナント戦略とは、一定地域に集中的に出店することです。講義では、コンビニエンス・ストアの歴史やフランチャイズ契約について解説した後、市場シェア約45%を占めるセブン・イレブンがドミナント戦略によりどのように発展してきたか等を考察しました。

  参加した高校生は、「利用する駅周辺にセブンイレブンが4店舗もあることを疑問に思っていた。それがドミナント戦略によるものだと知ることができて勉強になった」 「消費者だけでなく、生産者や小売業者の視点に立って、コンビニを捉えることがおもしろかった」 などと感想を述べました。

  高大連携センターでは、高校生対象の各種セミナー「関大の知にふれる」「関大の研究を体験する」「関大の講義に学ぶ」をはじめ、小・中学生を対象にした実験体験型セミナーを実施するなど、次代の人材育成を図るべく、「大学の知」を社会に還元する取り組みを継続的に行っています。

高大連携センターのウェブサイト

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