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TOPICS日常の出来事

千里山キャンパスで9日、「(東)アジア研究×図書館×デジタルヒューマニティーズ講演会」を開催しました。本講演会は、2017年に選定された文部科学省私立大学研究ブランディング事業(タイプB)の「オープン・プラットフォームが開く関大の東アジア文化研究」の一環です。
「オープン・プラットフォームが開く関大の東アジア文化研究」の主体となる関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)は、世界最高水準の東アジア文化研究拠点の形成をめざし、同研究に関するデジタルアーカイブの構築と社会に開かれたオープン・プラットフォームの形成に取り組んでいます。
本講演会は、アメリカおよび日本の図書館に関わる研究機関の担当者を招き、「(東)アジア研究」「図書館」「デジタルヒューマニティーズ」の3つの領域に関わる最新動向について、国内のデジタルヒューマニティーズ研究者および図書館等文化機関の職員に対し、広く発信することを目的に開催しました。
始めにマクヴェイ山田久仁子氏(ハーバード・イェンチン図書館)が、アメリカの人文学および東アジア研究やハーバード大学図書館の取り組みをテーマに登壇。つづいて、永井正勝特任准教授(東京大学附属図書館U-PARL副部門長)と上原究一准教授(東京大学東洋文化研究所、U-PARL副部門長)が、U-PARL(東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門)の活動内容と漢籍デジタル化の取り組み等を紹介しました。
また、菊池信彦特命准教授(関西大学アジア・オープン・リサーチセンター)が、KU-ORCASによる東アジア文化研究資料のデジタルアーカイブプロジェクトの今後の展望等について解説。さらに、安岡孝一教授(京都大学人文科学研究所東アジア人文情報学研究センター)が6つのデータベースを紹介するなど、多彩な内容で実施しました。
関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)ウェブサイト
マクヴェイ山田久仁子氏
永井正勝特任准教授
上原究一准教授
菊池信彦特命准教授
安岡孝一教授
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