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プレスリリース「卒業後は母校で乾杯!オリジナル"SDGsクラフトビール"を製作する『関大ブリュープロジェクト』が始動」を配信

 3月12日、メディア各社にプレスリリース「KU EXPRESS」No.61を配信しました。

【本件のポイント】
・産学連携、学生・教職員協働による関大オリジナル"SDGsクラフトビール"開発プロジェクト
・「ホップグリーンカーテン」で環境保全、「関大ビール」で地元商店会(地域)の盛り上げに寄与
・卒業記念にホップの苗を植え、卒業後にビールで乾杯。校友の絆を深めるきっかけづくり
・関大万博部の学生らが味やネーミング、ラベルデザインを企画。適正飲酒の啓発にもつなげる

【本文】
 関西大学ではこのたび、東邦レオ株式会社および株式会社NI-WA(中津ブルワリー)と連携し、大学オリジナルビールの開発を通じて環境保全や地域交流等を推進する「関大ブリュープロジェクト」(後援:関西大学校友会)を始動させます。卒業後に母校に帰り、卒業記念に植えたホップで作られたビールで乾杯。そんな光景が関大の定番となるかもしれません。3月19日の卒業式の裏側では、卒業生や関大万博部の学生らが教職員とともにホップの苗植えイベントを挙行。プロジェクト名である「ブリュー」には「醸造(brew)」の意味のほかに本学ならではの隠された意味も込められています。

 本プロジェクトはSDGsを背景に、環境保全や地域活性、人や企業とのパートナーシップなどの様々な文脈から推進する取組みであり、大阪・関西万博の共創チャレンジとしても登録する予定です。年間スケジュールは、3月の卒業式にホップの苗を植え、7~9月に収穫・醸造、10月以降に各種行事にて乾杯イベントを実施するという流れです。

 ビールの味が苦手な方もいますが、飲みやすい味に自由にアレンジできるのがクラフトビールの特長。例えばフルーティな味わいに仕上げるために、食品ロス削減を考慮して、"規格外果物"を活用するなどの工夫も凝らします。また、味や瓶のラベルデザイン、商品ネーミング等については、関大万博部の学生が中心となって企画し、Z世代の視点を取り入れたイマドキビールの開発を目指します。

産学連携の役割分担
<産学連携の役割分担>

■ホップ栽培でキャンパス緑化&エコキャンパスを推進
 環境保全の観点として、まずは千里山キャンパスの一部建物前にホップのプランターを設置し、学内の緑化およびグリーンカーテンによる省エネルギー化を図ります。また、同取組みを通じて、学内構成員のSDGs意識醸成・行動変容につなげます。なお、初年度に想定しているホップの収穫量は約15kg(設置プランター数:10個)で、330mlの瓶ビール約600本を作る計画です。

■卒業後に母校で乾杯!卒業式にホップ苗の植え付けイベントを挙行
 3月19日の卒業式の日に、千里山キャンパス悠久の庭で12:45からホップの苗植えイベントを行います。卒業生や製作に携わる関大万博部の学生らが、理事長・学長・関西大学校友会会長ら大学関係者とともに苗を植え、想いを載せたメッセージプレートを添えます。「卒業後に母校に帰って関大ビール飲みにいこ♪」。そんなストーリーを理想に掲げ、校友イベントでの活用をはじめ、手土産&ギフト利用(関大パンセECサイト販売)、関大前商店会の各店舗での販売提供などを視野に展開していきます。

■大学でビールをつくることの意義。プロジェクトの可能性と展開(構想)
 「そだてる」「つくる」「つながる」という3つのアプローチで、学生、教職員、校友、保護者、地域住民、企業・自治体など様々なステークホルダーとの"関わりしろ"を創出することができるのが、本プロジェクト最大の特長です。以下の図はあくまでアイデアベースの構想ですが、「関大クラフトビール」は大学という枠を越え、無数の社会的価値(ムーブメントの循環)を生み出す可能性を持ち合わせています。将来的には、クラフトビールづくりを通じて、未成年飲酒や飲酒に伴う事故の防止、若い世代に向けた適正飲酒の啓発活動を展開していくことも計画しています。

プロジェクトの可能性と展開

■『ブリュー』に込められたもう一つの意味。「ブリュー」から「ブリュー」へつなぐ100年バトン
 「本学ノスクールカラーヲブリュートナス 以上決議ス」。これは1924(大正13)年1月の理事会の記録であり、本学のスクールカラーのルーツです。当時の記録が指す「ブリュー」は、本来的には「ブルー(blue)」であると推察され、いつからか現在の「紫紺」へと定着していきました。2024年はスクールカラー制定100周年の節目の年です。
 「blue(青)」から「brew(醸造)」へ。一つ目の「ブリュー」誕生から100年が経過した今、さらなる大学の発展に向けて、キャンパスでホップを育て、クラフトビールを「ブリュー」し、地域や社会との関わりしろをつくりだす。近しい発音を持つ二つ目の「ブリュー」が、新たな歴史を紡いでいきます。・・・<詳細は以下のリンクより>

プレスリリースNo.61
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2024/03/12 14:00 UP

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