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プレスリリース「各学舎のトイレにおける生理用品の無償配布を開始~ダイバーシティ推進を背景にした学生支援」を配信
3月28日、メディア各社にプレスリリース「KU EXPRESS」No.77を配信しました。
【本件のポイント】
・学生発のアイデアをきっかけに、生理用品の無償配布を全学的に実施
・各学舎の一部の女子トイレに生理用品専用ディスペンサーを設置
・無償配布の生理用品は更新対象の災害用備蓄品を活用
【本文】
関西大学では、「関西大学ダイバーシティ推進宣言」のもと、学生が安心してキャンパスライフを過ごせるよう、構内女子トイレにおいて、生理用品の無償配布を開始しています。
「生理の貧困」が社会課題となっている昨今、女性の健康や尊厳にかかわる重要な課題として、これに取り組む動きが広がっています。本学においても今年度、大学生協の学生団体が主体となって、生理用品の無償配布が試行的に実施されました。学生からのニーズも高く、大学全体の取り組みとして発展させてほしいとの声もあり、このたび各学舎等の一部の女子トイレに生理用品専用ディスペンサーを設置することとなりました。あわせて、非接触型ダストボックスを設置するなど女子トイレの整備も進めます。さらにSDGsの観点から、無償配布の生理用品は、更新対象の災害用備蓄品を活用しています。
本取り組みに関して、大津留智恵子副学長(ダイバーシティ推進担当)は、「生理用品が無償で手に入ることは必要である。経済的問題もあるが、突然必要に駆られることもあるため、どの学舎でもトイレに行けば手に入るという形にしたい。なぜトイレットペーパーは置いているのに、生理用品は置いていないのか。女性に限ったものはどうして対応が遅れているのか、考えるきっかけとしてほしい」と語っています。
また、発案者である関大生協学生企画室の学生は、「生理の貧困には、買えないという経済的貧困のみならず、知識・機会の貧困も含まれると考えている。タブー意識、男性だから関係ないという考えが生理について話す機会や学ぶ機会を奪っていることに懸念を感じていた。生理は日常生活に影響が大きいため、これを機に性別問わず考えてみてほしい」と、本取り組みに対する思いを述べています。・・・<詳細は以下のリンクより>
2023/03/28 11:00 UP
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