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プレスリリース「授業・学生生活に関する学生・教員アンケート調査~遠隔授業の困りごとは減少。最大利点は"反復学習"~」を配信
12月7日、メディア各社にプレスリリース「KU EXPRESS」No.44を配信しました。
【本件のポイント】
・"遠隔慣れ"を背景に、授業での困りごとが大幅減少。学びの充実度や成長実感も軒並み上昇
・"学力の3要素"の獲得実感では、多くの項目で対面と同等の評価となった
・学習意欲・効果が高まる遠隔授業のポイントには、「反復学習できる教材があること」が支持を集めた
【本文】
関西大学では、教育改善やコロナ禍の学生の実態把握等を目的に、学生・教員に対して定期的にアンケート調査を実施しています。2022年度の調査では、「遠隔慣れ」を背景に、遠隔授業の長所(反復学習がしやすい等)をうまく活用することで、対面授業と同等の学習理解度・到達度に達していることがわかりました。
「双方向性」や「協働性」などの部分でまだまだ改善の余地はあるものの、遠隔授業での困りごとは大きく減少し、調査開始当初(2020年春)と比較すると、各項目で1/2~1/3程度の値となっています。
本調査を実施した本学教育推進部の山田剛史教授は、これからの大学における教育のポイントとして、「遠隔授業の教育効果として、知識伝達系の基礎授業などで優位性があるといえる。今後は遠隔授業の良さに磨きをかけつつ、対面授業の質を高めるための教育改善が一層求められる。対面の現場でもコロナ禍で 蓄積したノウハウやデジタル環境をうまく取り入れていくことが重要」と述べています。
■遠隔授業での困りごとは激減!?
コロナ禍で遠隔授業が開始された当初は、「課題の多さ」を筆頭に学生の戸惑いが指摘されましたが、今回の調査では、授業での困りごとは各項目減少しており、例えば「課題の多さ」は、第1回調査から-53ptとなっています。これらの背景には、まず学生・教員ともに"遠隔慣れ"したことが挙げられます。加えて、本学では授業の質向上のために、授業支援ツールの拡充をはじめとする教育環境の整備や、科目特性を考慮した上で遠隔向きの授業を適切に配置するよう工夫した点なども要因の一つとして分析しています。
・・・<詳細は以下のリンクより>
2022/12/07 14:00 UP
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