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本学がブータン王立大学ジグメ・ナムゲル工科大学から感謝状を拝受
ブータンでは、50年以上前から日本による技術移転事業での技術継承がなされている一方、支援を受けた機器のメンテナンスが行える機械技術者が不足しています。これは機械技術者を輩出する高等教育機関の整備に大きな要因があるとみられています。
関西大学では、2016年6月にブータン王立大学と基本協定を締結し、理工系学部の教員が中心となり、ブータン王立大学ジグメ・ナムゲル工科カレッジでの機械工学科開設に向けた支援を実施しています。教員の実験実習指導能力の向上など実験実習科目の実施に重点をおき、「身近なところで使える技術教育」をめざし、日本型技術者教育を展開してきました。
このたび、同大学において、ブータン初となる4年制の機械工学科が2019年7月に開設されることが決まりました。これまでの支援に対する、同大学のアンデュ・デュクパ学長からの感謝状はNPO法人国際建設機械専門家協議会代表の白井一氏に託され、8月7日千里山キャンパスで芝井敬司学長へ手渡されました。
感謝状には、「日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンス)」や「日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)」での交流、本学元教員による現地での指導など、4項目にわたる感謝の意が記されています。
今後も、本学の長きにわたる理工系教育実績や知見を生かした協力を展開し、同国のさらなる発展に貢献することが期待されています。
2018/08/08 12:00 UP
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