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化学生命工学部の上田正人教授が万博1周年イベントでサンゴ礁再生に向けた国際共同研究を紹介
10月11日と、12日の2日間、大阪南港ATCホールで開催された大阪・関西万博のメモリアルイベント「1st Anniversary EXPO 2025~あの驚きと感動をもう一度~ @大阪来てな!」に、化学生命工学部の上田正人教授が出展し、万博を契機に始まったサンゴ礁再生に向けた国際共同研究の進展を紹介しました。
この共同研究は、2025年の大阪・関西万博で生まれた交流をきっかけに始まったものです。関大発ベンチャーである株式会社イノカの展示を視察したサウジアラビア館関係者との交流が国際連携へと発展。同館で展示されていた3Dプリント製のサンゴ構造体と3Dプリンターが本学に寄贈され、海洋環境の再生に向けた研究が進められています。
現在は、この3D構造体に上田教授が開発した「ポリプを活用した効率的なサンゴ増殖技術」を応用。サンゴの小さな組織(ポリプ)を専用のクリップで固定して構造体に定着させる研究に取り組んでいます。すでにサンゴが定着した構造体を鹿児島県・与論島の海中に設置されており、その後の成長や定着状況の観察を続けています。
当日の会場では、寄贈された3Dプリンターやサンゴ構造体を展示したほか、共同研究に携わるサウジアラビアの研究者からのビデオメッセージも上映されました。上田教授は、万博での出会いから現在の研究に至る経緯や、サンゴ礁再生に向けた取り組みについて分かりやすく解説し、来場者らは熱心に耳を傾けていました。
来場者からは、「万博を思い出して懐かしい」「あの展示が今も研究につながっていることにロマンを感じます」「大学の研究が社会に役立つ過程がよく分かりました」「関西からリヤドへとつながるバトンが素敵」といった声が寄せられ、研究への高い関心と期待がうかがえました。
大阪・関西万博で生まれたつながりが、国境を越えた共同研究へと発展し、海洋環境の再生という社会課題の解決につながる挑戦へ。
万博のレガシーを受け継ぎながら、2030年のリヤド万博、そしてその先の未来を見据えた研究が続いています。
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3Dプリンターとサンゴ構造体
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