関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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「イノベイターズトーク Vol.43」を開催

 千里山キャンパスで6月11日、起業支援に取り組むイノベーション創生センターが「イノベイターズトークVol.43」を開催しました。

 本イベントは、起業家などをゲストに迎え、学生との対話を通じてアントレプレナーシップの醸成を図ることを目的として継続的に開催しているトークシリーズです。今回は、パリ在住でJapan Artisans創業者の木谷あゆみ氏を講師に迎え、「自律するための決断~ゼロからパリへ~日本の職人文化を世界へ届ける挑戦」をテーマに、海外での起業の実情について講演が行われました。

 木谷氏は企業勤務やビジネススクールへの進学を経てキャリアチェンジ後、伝統食品の海外展開に携わる中で日本の職人文化の価値を再認識し、その可能性を世界に広げるべく単身フランスへ渡り起業。現在は、日本の職人が手がける食品のブランディングから販売までを一体的に担い、欧州市場での展開を支援しています。

 講演で木谷氏は、自身が大切にしている意思決定のプロセスとして「やりたいことが多いときは引き算で考え、最終的に残ったものを選ぶ」と説明。また、「社会にどのような価値を提供できるか」を基準に進路を選択してきた経験を語りました。さらに海外挑戦をすることについては、「誰もやっていないことには不安がつきまといがちだが、誰もやっていないことだからこそ失敗を恐れず挑戦できる」と述べると、参加者は熱心に耳を傾けました。
 質疑応答では、起業のきっかけや資金調達、チームづくりなどに関する具体的な質問が寄せられると、木谷氏は自身の経験を交えて丁寧に答えました。

 最後に木谷氏は、「答えは他者ではなく自分の中にある。自分と向き合って、自信を持ち、正しいと思う道を進んでいってほしいです」とメッセージを送り、イベントを締めくくりました。

 参加者からは、「講演を聞いて起業に興味を持ちました」「海外で働くことも視野に入れたいと思いました」などの声が寄せられ、進路選択について考えるとともに挑戦への意欲を高める機会となりました。

  • イノベイターズトークVol.37を開催
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