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TOPICS日常の出来事

千里山キャンパスで8日、「関西大学ボランティアセンター設立20周年記念講演会・学生スタッフ活動報告会」を開催しました。当日は100人を超える参加者を迎え、同センターの20年の歩みを振り返るとともに、今後のボランティア活動や社会貢献のあり方について考える機会となりました。
第1部では、社会福祉法人大阪ボランティア協会理事長の早瀬昇氏が「20年のボランティアが語る、次への一歩」をテーマに講演。ボランティア元年と呼ばれる1995年の阪神・淡路大震災以降、日本の社会でボランティア活動がどのように広がってきたのかを振り返り、市民活動の役割や可能性について語りました。また、金銭的な対価にとらわれない自由な発想や、人と人との共感によって生まれるつながりなど、ボランティア活動の特長についても触れました。
続いて、学生スタッフが設立20周年記念事業として取り組んだ2つのプロジェクトについて報告しました。
被災地支援プロジェクト「写真洗浄ボランティア ~関西大学から能登に届ける想い~」では、延べ77人の学生が津波や土砂災害によって汚れてしまった写真を一枚ずつ丁寧に洗浄し、能登半島を訪れて持ち主に直接返却しました。現地では地域住民と交流し、復興への願いを込めた花火の打ち上げや海岸清掃も行ったことを発表しました。
マイクロプラスチックプロジェクト「友ヶ島清掃ツアー」では、映画『マイクロプラスチックストーリー ~ぼくらが作る2050年~』を事前に視聴し、海洋ごみ問題への理解を深めた上で活動を実施。学生41人が和歌山県の無人島・友ヶ島で清掃を行い、約60kg(ごみ袋30袋分)の漂着ごみを回収したことを紹介しました。
パネルディスカッションでは、「これからのボランティアセンターがめざすもの」をテーマに、ボランティアのやりがいや印象に残っている活動について登壇者が意見を交わしました。学生スタッフからは「自発的に活動できる仲間と出会えたのが嬉しかったです」「被災地支援活動を通して震災を身近に感じました」といった声が挙がり、ボランティア活動を通して得られる学びについて議論が深まりました。
第2部では、本学ボランティアセンターおよび龍谷大学ボランティア・NPO活動センターの学生スタッフが、2025年度の活動内容をそれぞれ発表。本学の学生スタッフは、ボランティア体験ツアーの企画・運営やコーディネートを中心とした取り組みに加え、他大学との連携や広報活動についても報告しました。また、参加者らは大学や所属を越えて意見交換を行い、ボランティア活動の可能性について共に考えました。
関西大学ボランティアセンターは2005年の設立以来、学生主体の活動支援や地域との連携を進めてきました。これまでの経験を土台に、さらに多くの学生が主体的に参加できる環境を整備し、地域や社会、さらには世界の課題に対して積極的に貢献できる場を提供します。
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