KANDAI
TOPICS日常の出来事

8月4日、千里山キャンパスにてイノベーション創生センター主催のビジネスアイデアコンテスト「SFinX2025」の最終審査会が開催されました。(「SFinX」とは「Sciences Fusion in X」の略称で、アントレプレナーシップの醸成を目的として、本学学生がビジネスアイデアを考案するコンテストです)
今年度は第8回目の開催となり、総合情報学部 山西良典教授の「情報の分析と充実化のための大規模言語モデルを用いた聞き返しインタラクション」と、システム理工学部 アイエドゥン・エマヌエル准教授の「マルチモーダルAIによる適応型会話支援技術」の2つのテーマで実施。今年の審査には12チームの合計51名がエントリ―し、各チームは約6か月の期間、試行錯誤を重ね、本審査に臨みました。
最終審査会では、どのチームも独自性あふれるアイデアを披露し、発表後には、学生たちが互いの健闘を称え合う姿が見られ、温かな雰囲気が会場を包みました。本審査は、新規性・的確性・市場性・優位性・表現力の5つの指標に基づいて行われ、最優秀賞は、AIを正しく使い、人間の良さである思考力を向上させる「LLM‐Reminderを活用したアプリ」を考案した「ひまわり」チームの「シコウノタネ」が受賞しました。「ひまわり」の代表者である商学部3年次生の南田夏輝さんは、今回の評価を受けて「チームだからこそ受賞できました。ゼミの先生、先輩方のご指導のおかげでここまで来れたと思っています。ありがとうございました。」と話しました。また、優秀賞として、「Socio-Affective AI Lab」と「Q-up」の2チームが受賞しました。
最後に審査員長で環境都市工学部の滝沢泰久教授は「若い人には夢を語ってもらいたい。その夢に大人は投資する。君たちはビジネスの入り口に立っているので、可能性を感じるのであれば継続していただきたい。」とコメントし、本審査会を締めくくりました。
ひまわり/最優秀賞
Socio-Affective AI Lab/優秀賞
Q-up/優秀賞
- ホーム
- 関西大学について
- 大学広報・プレスリリース
- トピックス 一覧
- トピックス 詳細