関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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落合陽一客員教授による講演会を実施

 メディアアーティストとして活躍し、大阪・関西万博でのシグネチャーパビリオンプロデューサーとしても注目される落合陽一氏が関西大学の客員教授に着任、 12日に関西大学千里山キャンパスの千里ホールで客員教授講演会を開きました。大人気のパビリオン「null²(ヌルヌル)」の話に始まり、万博の意義、人類の未来についてなど話題は多岐にわたり、学生との対話を行うなど集まった約400人(オンライン含む)には非常に刺激的な時間となりました

 落合氏はパビリオンの建設の過程の映像などを紹介。構想の由来や、パビリオンの楽しみ方などについて詳しく説明しました。また、こうしたパビリオンを含む万博の意義について「この時代に世界中の人々が集い、未来社会について議論を交わす機会は極めて重要」と話しました。自らのメディアアーティストとしての活動についても映像を用いて説明。AIの生み出す未来について「音楽でも漫画でも自分のほしいものがつくれる。例えば漫画家と読者と編集者の区別がつかなくなるかもしれない。ただ無限に生み出せるとしたら今度は"選ぶ"、という問題が出てくるので知的生産というのは『できてきたものの選び方』になってくる」と未来社会への考え方について解説しました。

 質疑応答セッションでは、関大生6人が「アイデンティティ」「仕事」「死」「人間らしさ」などをテーマにした質問を投げかけ、落合氏は丁寧に答えていました。

  • 落合陽一客員教授による講演会を実施
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