関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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関西大学第一中学校、中等部、北陽中学校が卒業式を挙行

 3月15日、関西大学第一中学校、関西大学中等部、関西大学北陽中学校が卒業式を挙行しました。

 関西大学第一中学校の卒業生は219人。狩場治秀校長は式辞で、「自分は運がいいと思える人は、出来事をプラスに考えられる人です。心の持ち方次第で、私たちは運を味方につけることができるのです。みなさんには卒業式を笑顔で見守ってくれているたくさんの人がいて、これは第一中学校での3年間で得ることができた、かけがえのない宝であるということを忘れず、一中生として胸を張って頑張ってください」とエールを贈りました。
  卒業生代表の三宅里奈さんは、学校行事をきっかけに仲良くなった仲間との中学生活や三年間励んだ部活動を振り返り、「壁にぶつかったときには、この関西大学第一中学校で学んだ経験と三年間を共にした仲間を大切にし、力強く生きていきます。本当に今までありがとうございました」と述べました。

 中等部の卒業生は119人。松村湖生校長は式辞で、卒業生が歩む道について、著名作品の軌跡に触れ、「小説が大ベストセラーになることに気づいたのが、プロの作家や編集者ではなく素人だったように、世間ではまだまだ子どもと言われるみなさんも私たちには想像できない新しい価値観や世界観を持っています。これからの社会を変革していくのは、私たち大人ではなく、みなさんなのです。全世界の人々が今よりもっと幸せになるために、本校で培った力を信じ、常に新しい提案をしていってください。みなさんが創る平和な世界を心から期待しています」と激励の言葉を贈りました。
  卒業生代表の籔田菜緒さんは、「考えるとは何か」を学ぶ独自の授業である「考える科」と「総合的な学習の時間」で苦労した経験やそこで得た学びを生かすことのできた学校行事について語った後、「様々な活動を通じて、自分の成長を実感できたことはとても嬉しく、自信をもって中等部生活を送ることができました。そんな学校生活で、多くの時間を共有したこの学年の仲間に出会えたことを誇らしく思います。みなさんがいてくれたことで、学校行事を楽しみ、最後まであきらめずに物事に取り組むことができました」と、仲間への感謝の気持ちを語りました。

 北陽中学校の卒業生は114人。田中敦夫校長は式辞で、「夢中になることを探す中学、高校の6年間は心の成長期で将来の充電期間でもあります。豊かな心を育み、自分を確立する大切な期間でもあります。最後まで自分を信じることが多くのことを可能にします。努力することを忘れず充実した日々を送ってください」と温かいメッセージを贈りました。
  卒業生代表の仲村知晃さんは、新型コロナウイルス感染症による制限が残る中で入学した当時の不安な気持ちを述べたうえで、感染対策に全力で奔走した教職員をはじめ、支えてくれた多くの人々に感謝を伝えました。また在学生へは、「中学校三年間は想像以上に早く過ぎます。関大北陽生らしく自立した意見を出し、仲間と共に全力で取り組む過程にこそ、価値があると信じて下さい」と述べました。

  • 北陽高等部卒業式
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