KANDAI
TOPICS日常の出来事

3月9日、奈良県明日香村で第4回目となる「飛鳥ハーフマラソン2025」(主催:飛鳥ハーフマラソン実行委員会、明日香村、明日香村教育委員会)が開かれ、奈良県明日香村とは学術・文化交流などにおいて縁のある本学から、学生スタッフと一般学生合わせて16人がボランティア活動に参加しました。
大会前日に現地入りした学生らは、事前学習として、明日香村教育委員会の西光慎治氏の案内のもとマラソンコース上の遺跡を訪ねるツアーに参加。キトラ古墳、亀形石造物、万葉文化館、石舞台古墳などをマイクロバスで巡り、西光氏から古墳の成り立ちや亀形石造物を自ら発掘した経緯など、遺跡に関する丁寧な説明を受けました。 ツアーに引き続き、今回の滞在場所である本学のセミナーハウス「飛鳥文化研究所」にて、西光氏による「高松塚古墳発掘を通した関西大学と明日香村の深い縁」をテーマにした講演を聞き、明日香村の歴史や関西大学とのかかわりについて学びを深めました。 夜には懇親会を開催し、翌日に向けて参加者同士のコミュニケーションを図りました。
マラソン当日、学生の一行はコース後半に位置する約15㎞地点の飛鳥文化研究所前に給食エイドを設置してスタンバイ。朝9時に号砲が鳴るとランナーたちはキトラ古墳をスタートし、世界遺産登録をめざす『飛鳥・藤原の宮都』をはじめとする、数々の文化財を含む里山の風景を駆け抜けました。中盤の"激坂"を越えた後、本学のボランティア学生が大会限定の"古代米柿の葉ずし"と飲料水をエールとともにランナーへ提供すると、「美味しい!」「このために頑張って坂を上った!」という喜びの声が上がりました。
ボランティアに参加した学生からは、「たくさんのランナーの方が私たちの応援に応えてくれて、今日ここでボランティアができたことが本当に嬉しいです」「西光さんの解説を交えながら実際に遺跡を見て回ることで、歴史に興味を持つことができました」「関大と明日香村のつながりについて知ることができて良かったです」など、充実感にあふれた感想が聞かれました。
関西大学ボランティアセンターでは、このほかにも気軽に参加できる活動や仲間づくりのきっかけになる活動など多様なプログラムを用意し、ボランティアステーション(千里山キャンパス)で学生スタッフが相談を受け付けています。他キャンパスにおいては事務室横の掲示板にボランティア情報を公開し、オンラインでもボランティアコーディネートを実施しています。詳しくは、関西大学ボランティアセンターのウェブサイトをご覧ください。
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