KANDAI
TOPICS日常の出来事

好天に恵まれた2月15日、関西大学北陽高等学校と関西大学高等部が2024年度卒業式を挙行しました。多くの保護者や教職員らが見守る中、卒業生はそれぞれの学び舎を巣立ちました。
関西大学北陽高等学校の卒業生は395人。田中敦夫校長は、卒業生が歩む道について、著名人の言葉を紹介し、AIの進化にも触れながら「自分の未来を想い、それぞれの道で出会う人とのつながりを大切に、さまざまな経験を通して自分自身が大きく成長できたと思えるように充実した日々を送ってください」とエールを贈りました。
卒業生代表の岩﨑凪さんは、仲間や教職員らと過ごした高校生活を振り返るとともに、支えてくれた多くの人々への感謝を述べました。なかでも家族に対しては、「大人になりきれていない私たちは、些細なことで八つ当たりをし、困らせてしまうことがたくさんあったと思います。それでも、一番の味方でいてくれました。私たちはこの学校に進学して良かったと胸を張って言えます。この学校を選ばせてくれて、導いてくれて本当にありがとう」と述べました。
一方、関西大学高等部の松村湖生校長は、コロナ禍を経て、笑顔があふれ礼儀正しく元気な挨拶が飛び交うようになった学校の様子を紹介。「自律力、人間力、社会力、国際力、創造力の5つのコンピテンシー(行動特性)をバランス良く伸ばし、本校で培った"考動力(考えて動く力)"にさらに磨きをかけてください」と激励の言葉を贈りました。
142人の卒業生を代表し、丹生和花菜さんは、行事だけでなく友達と交わした何気ない会話や些細な出来事など、高等部で過ごした時間のすべてが思い出として強く心に残っていることを述べ、在校生へは「後輩たちの憧れの先輩となれるよう、自覚を持った行動をしてください。そして、この高等部で仲間と過ごす時間が、かけがえのないものであるということを決して忘れないでください」と語りました。
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