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第29回関西大学先端科学技術シンポジウムを開催

 1月23日と24日の2日間、千里山キャンパスの100周年記念会館で「第29回関西大学先端科学技術シンポジウム」(主催:関西大学先端科学技術推進機構)を開催し、2日間で延べ850人以上が参加しました。

 本シンポジウムは、先端科学技術推進機構の研究員が取り組むさまざまな研究の成果を取りまとめ、広く社会・企業・産業界に発表する学術交流イベントです。29回目となる今年は「フィールドを超越する先端科学技術」をメインテーマとして開催。他大学や民間企業、研究所、自治体等から多数の研究者が一堂に集結しました。

 初日は、国立大学法人香川大学副学長で医学部教授の和田健司氏による「分野を超越する固体触媒技術~医学に関わる化学から水素エネルギーまで~」と題した特別講演を実施。固体触媒の開発に関する研究、医学にかかわる化学の展開、国際戦略などに関して、学問の領域や国境を越えた幅広い共同研究の実例や経緯の解説に、集まった研究者らは熱心に聴講しました。

 そのほか各会場で2日間を通じて行われた16件の招待講演、37件の一般講演、多様なテーマで展開された86件のポスターセッションはいずれも盛況で、一般企業の参加者と本学学生との熱心な議論が繰り広げられました。

 さらには同時開催イベントとして「関西大学・大阪医科薬科大学 医工薬連環化学教育研究機構 研究発表会」「関大メディカルポリマーシンポジウム」も同会場にて実施。医学系研究機関との共同研究成果が報告されるなど、研究者同士の交流と新たな研究の創出につながる機会となりました。

関西大学先端科学技術シンポジウム 特設サイト

  • 第29回先端科学技術シンポジウムを開催開会の挨拶
  • 第29回先端科学技術シンポジウムを開催国立大学法人香川大学副学長 和田健司氏
  • 第29回先端科学技術シンポジウムを開催特別講演の様子
  • 第29回先端科学技術シンポジウムを開催個別展示(極限環境化学研究室による人工衛星"DENDEN-01")
  • 第29回先端科学技術シンポジウムを開催招待講演者の株式会社ゼンショーグローバルファストホールディングスによるキッチンカー(災害支援車両)展示