KANDAI
TOPICS日常の出来事
本学相撲部は11月5日、ウクライナの戦火を逃れて来日し、練習生として本学で稽古していた安青錦(あおにしき)関(ダニーロ・ヤブグシシンさん=20歳)の十両昇進を祝い化粧まわしを贈呈しました。
安青錦関は安治川親方(元関脇・安美錦)とともに来学。本学千里山キャンパスにある相撲道場で贈呈式を行い、本学のスクールカラーである紫紺色に校章の刺しゅうがあしらわれた化粧まわしを前に安青錦関は「日本に来た時は、右も左もわからなくて、本当に関西大学の人たちに感謝の気持ちでいっぱい」と話しました。
贈呈式では相撲部の山中新大コーチが、2022年2月のウクライナ侵攻で日本への避難を望んだ安青錦関を自宅で受け入れた経緯を説明。芝井敬司理事長は「粘り強さと情熱が報われたことに祝意を申し上げます。頑張ってください」と英語やウクライナ語を交えてあいさつしました。また、相撲部の坂本明優主将(社会学部4年次生)は「大事な仲間です。全力で応援したい」と話し、最後に安治川親方が「(関大相撲部は)彼の心の支えだと思う。ここでの生活を胸に、これから横綱を目指して頑張っていくと思うので応援をお願いしたい」と話しました。
安青錦関は本学での練習生時代を経て、安治川部屋に入門。2023年に初土俵以来、好成績を続け、9月場所では幕下で6勝1敗の成績を収めて新十両に昇進することが決まりました。
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