「ぼうさいこくたい」に社会安全学部の学生が出展

 10月19日から20日にかけて、熊本城ホール、熊本市国際交流会館および花畑広場において、防災推進国民大会（通称「ぼうさいこくたい」）が実施されました。

 「ぼうさいこくたい」は、内閣府などが主催し、産学官民の関係者が日頃から行っている防災活動を発表し、互いに交流することを目的とした日本最大級の防災イベントです。9回目を迎えた今回は「復興への希望を、熊本から全国へ ～伝えるばい熊本！がんばるばい日本！～」をテーマに、これまでの災害について振り返り、被災地への灯火を繋いで国民の防災意識向上を図る機会にすることがねらいに掲げられました。

 社会安全学部の公認団体「KANDAI DPE」（DPE=Disaster Prevention Educationの略）は、公募による審査を経て今回のイベントへの出展が決定。当日は同団体の防災分野での取り組みを紹介するブースを出展し、これまで開発してきたコンテンツの展示や「VR地震体験」コーナーの提供を行いました。

 イベントに参加した学生らは、「企業や団体の取り組みに触れ、『防災』にさらなる可能性を感じました」「これからも多くの人に『防災』への興味を持ってもらい、『防災』について楽しく伝えていきたいです」「今回の学びで得た繋がりを大切にしたいです」と感想を述べました。

 KANDAI DPEはこれまでに、ドローン操縦体験、VR/AR地震体験、防災射的、防災ボトルづくりなどの新たな防災教育コンテンツを開発し、実践してきました。今後も「新しいカタチでの防災教育で『防災の輪』を拡げる」を合言葉に、ゲーム感覚で楽しく学べる双方的な防災教育の実現に向けて取り組んでいきます。

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