KANDAI
TOPICS日常の出来事
千里山キャンパスで17日、起業支援に取り組むイノベーション創生センターが「イノベーターズトークVol.35」を開催しました。本イベントはベンチャースピリットに富んだ人材育成を図るべく、若手起業家を招いて学生と交流するトークイベントです。
当日は、株式会社小国士朗事務所代表取締役の小国士朗氏とRICE MEDIA代表の廣瀬智之氏の2人が登壇。「大切なことを"1分間"で伝えるスキル」をテーマに講演を行い、起業や新規事業に関心を持つ参加者21人がキャリアの描き方について学びました。
小国氏は大学卒業後、NHKへ入局。「プロフェッショナル 仕事の流儀」などのドキュメンタリー番組を制作する一方、150万ダウンロードを突破した「プロフェッショナル 私の流儀」アプリの企画開発や、世界150か国以上に配信された、認知症の人がホールスタッフを務める「注文をまちがえる料理店」の企画などを手掛けました。その後、現職である株式会社小国士朗事務所を設立し、がんの治療研究への寄付を行うアクション「deleteC大作戦」など幅広い分野において活動を展開しています。
廣瀬氏は大学卒業後、ボーダレス・ジャパンの起業家採用を通してTomoshi Bito株式会社を設立。「1カ月使い捨てプラスチックを使わず生活してみた」など、社会課題を企画やキャッチコピーなどの⼒で分かりやすく、時に⾯⽩く届ける動画メディア「RICE MEDIA」を展開し、「トム」の愛称で活躍中です。
イベントの中で小国氏は、人々に大切なことを伝えるときの思いや方法として、「何だろう・実は・なるほどの3つをバランスよく、配置すること」を挙げました。また、廣瀬氏は動画メディアで配信する際に大切にしていることとして、「他の人にシェアしたくなること」を挙げ、そのためにはとにかく事前準備が重要であり、そのうえで現地に赴いて臨場感を感じることが大切だと語りました。
最後に、参加した学生に対して小国氏は「自分の軸を置きつつ、自分ができる範囲から色々はみ出して、できることを増やして欲しい」と話し、廣瀬氏は「会いたい人がいたらとにかく会いに行くことが大切」とメッセージを送り、イベントを締めくくりました。
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