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TOPICS日常の出来事
本学化学生命工学部の山縣雅紀准教授がプロジェクトマネジャーを務める本学初の超小型衛星「DENDEN-01」の打ち上げを前に、トークイベント「関西発の超小型衛星2024 徹底解説!」がグランフロント大阪のナレッジキャピタルで16日に行われました。
関西発の超小型衛星が同時期に宇宙に放出されることから、本学と京都大学それぞれの衛星について解説するイベントで、小学生からお年寄りまで約50人が参加しました。満員の客席を前に山縣准教授が「DENDEN-01」について説明。「超小型衛星は日本をはじめ世界各国が打ち上げているが、宇宙空間の温度変化への対応が課題。化学の力で電源の温度を一定に保つことを目指す」という説明に参加者は大きくうなずきながら聞き入りました。
京都大学などのチームが開発した木造人工衛星「LignoSat」については、京都大学宇宙木材研究室の清水幸夫研究員が解説しました。「割れにくく加工しやすいホオノキ材を使った世界初の木材使用の人工衛星で、将来の宇宙での木材活用につながる研究」との解説は参加者の関心を集めていました。
「DENDEN-01」は、本学と福井大学、名城大学、株式会社アークエッジ・スペースの共同研究グループで開発した 10 × 10 × 10 cm(1U サイズ)の超小型衛星(キューブサット)。固-固相転移型潜熱蓄熱材を活用した電源温度管理手法の研究がミッションで、近くアメリカで打ち上げ、その後国際宇宙ステーションから宇宙空間へ放出されます。
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