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障がいのある学生の修学をサポートする「学生支援スタッフ」研修会を開催

  学生相談・支援センターでは、障がいのある学生の修学をサポートする「学生支援スタッフ」が活動しています。

  今回、「2024年度 秋学期学生支援スタッフ研修会」を9月10日~11日の2日間で開催しました。1日目にノートテイク・パソコンテイク研修、2日目に実践研修・全体研修を実施し、約60人の学生支援スタッフが参加しました。

  1日目はいけだ筆記通訳グループ「すみれ」から講師を招き、午前にノートテイク(筆記通訳)、午後にパソコンテイクの研修を実施。ノートテイク研修では、筆記通訳の技術など修学支援をする上で大切なことについて説明を受けたのち、実際に学生支援スタッフが書いた文字を画面で共有し、講師から良い点についてのコメントや具体的なアドバイスを得て理解を深めました。パソコンテイク研修では、最初はゆっくり話すスピードでも聞き取って入力するのがやっとでしたが、回数を重ねるごとにタイピングにも慣れていき、入力できる文字数も増えていきました。

  2日目は午前に実践研修(パソコンテイク)、午後には全体研修を実施しました。パソコンテイク研修では、配付したテキストに沿って、本学での具体的な支援方法を説明。実際にパソコンテイクで使用する支援機器を使用し、設営から実践、そして撤収まで行いました。午後の全体研修では、学生相談・支援センターの林センター長による挨拶から始まり、「『よい支援』とは何かを考える」と題したプログラムでは、「どんな支援がよい支援か」をテーマに、グループワークを行いました。

  最後に同センターのコーディネーターから、「『よい支援』には唯一絶対の正解はない。対話の中で自然と生まれてくるものです」と学生へメッセージが贈られました。
   参加学生からは、「学生支援スタッフと利用学生との対話を通して信頼関係を築いていくことでよい支援ができるのではないか」などの感想が寄せられ、それぞれの思いや意見を伝え合い、考える良い機会となりました。

   学生支援スタッフは、研修で身につけた知識やスキルを生かし、障がいのある学生の修学サポートを続けていきます。

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