2024年度春学期 関西大学留学生別科修了式および歓送会を挙行

  南千里国際プラザで12日、2024年度春学期 関西大学留学生別科修了式を挙行し、中国、台湾からの留学生14人が課程を修了しました。

 修了証授与の際には、修了生一人ひとりの名前が読み上げられ、温かい拍手が送られました。受け取った瞬間の表情には、これまでの努力や仲間との絆が感じられ、感動的な場面となりました。

  式辞で藤田髙夫副学長は、「日本には、『同じ釜の飯を食う』ということわざがあり、この留学生別科で一緒に勉学に励んだ仲間をこれからも大切にしてほしい。修了式ではありますが、新しい世界への出発の日です。これからの人生で、ぜひ別科で学んだことや経験を活用し、世界で活躍してください」と祝福の言葉を贈りました。

  続いて土橋良一常務理事は、「皆さんが別科を修業したということは、目標や夢を実現させるためにさらに大きく近づくことができたと思います。別科での多くの方々との出会いや得た知識がこれからの人生を豊かなものにし、皆さんを支える財産になります。自信と誇りを持ち、学んだことを役立てることを願っています。 」と祝辞を述べました。

  修了生総代の柯亜漫（カ・アマン）さんは、「先生方の丁寧な指導により、日本語能力や論文作成、ビジネスプレゼンテーションなどのスキルを習得することができ、深く感謝しています。事務室や寮生活のサポート、奨学金制度と図書館でのアルバイトも勉学に集中するための大きな助けとなりました。修了後は母国で日本企業に就職し、ここで学んだ知識と技能を活かして社会に貢献したいです」と、感謝と抱負を述べました。

  最後に集合写真撮影を行い、少人数ならではの一体感が感じられる温かい雰囲気のなか、閉式しました。

  修了式後には歓送会が行われ、修了生一人ひとりが教職員への感謝の気持ちや別科での思い出話を披露し、笑いに包まれる場面もありました。修了生たちは新しく始まる人生の第一歩を踏み出します。