KANDAI
TOPICS日常の出来事
本学が宮内庁宮内公文書館、堺市博物館との共催で開く企画展「仁徳天皇陵と近代の堺」が14日、堺市博物館でスタートしました。近代における陵墓と堺の人びととのつながりを、宮内公文書館所蔵の公文書や地域に残されてきた資料、関西大学博物館が 所蔵する資料からたどるものです。明治期に陵墓を聖域として諸注意を書いた「英文制札」(関西大学博物館蔵)などさまざまな資料が展示されています。
会場ではほかにも、仁徳天皇陵をめぐる公文書や写真で付近住民らによる仁徳天皇陵の整備についての取り組み、明治から昭和にかけての行幸啓の様子、周囲の道路建設の様子などを紹介。地元の人が撮影していた写真で仁徳天皇陵の景観の変化を見せるなどユニークな企画展になっています。
本学は堺市との地域連携協定事業として、宮内公文書館所蔵の特定歴史公文書等の調査研究や、三次元レーザーを使った仁徳天皇陵における濠水調査を進めてきました。その調査成果がまとまったことから、宮内庁宮内公文書館、堺市博物館、関西大学の三者の共催による企画展が実現しました。宮内庁宮内公文書館は近年、首都圏の地方自治体の博物館と共催で所蔵資料を展示する企画展を開いてきましたが、大学と三者共催で開くのは初めて。関西での開催も初めてとなります。
本企画展の開催は11月10日(日)まで。期間中には同館にて本学教員が講師を務める講演会など関連イベントも複数開催予定。10月13日(日)13時からは、本学堺キャンパスで陵墓の保存などをテーマにしたシンポジウムがあり、徳田誠志・関西大学客員教授らが講演します。詳細は堺市博物館と宮内庁のウェブサイトをご確認ください。
※堺市在住の65歳以上の方・障害のある方(要証明書)、小・中学生は無料
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