EMI（English-Medium Instruction）に関するワークショップを共催

5月24日、在大阪・神戸米国総領事館と国際部が共同で、EMI（English-Medium Instruction/英語を媒介とする授業）実践をテーマとしたワークショップを梅田キャンパスで開催しました。

講師のClaire Lee氏は、EMI実践の専門家であり、在日米国大使館と協力して日本の英語教育の資質を高めるための研修などを実施されています。

このワークショップには、本学・他大学の教員を中心に13名が参加。前半は、英語を母国語としない指導者が、同じく英語を母国語としない学習者に対して、英語を用いて教育を行う際に生じる問題点やその解決方法について理解を深めることを目的に、グループワークを行いました。

また、後半の質疑応答では、参加者から個々に出された質問に対して、Lee氏がベトナムやアメリカでの事例を踏まえて一つ一つ丁寧に回答されました。

日本におけるEMIの大きな課題として、科目を準備しても履修者が増えないという現状があります。「学生をどのようにエンカレッジしていくか？」という質問については、各大学からの事例も交えながら活発な意見交換が行われ、参加者同士の交流も深まりました。