関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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商学部・深澤ゼミがSDGsアクションイベントを開催

 千里山キャンパスで16日、商学部・深澤光樹准教授ゼミの学生が「SDGsを考える!ワークショップin悠久の庭」と題したSDGsアクションイベントを開催しました。

 本イベントは企業協賛のワークショップとゲスト講師による特別講義から成るもので、深澤ゼミでSDGsやフェアトレードについて研究活動をする学生らが主体となり、「フェアトレードについて楽しく知識を深めてもらう」ことを目的に、企画立案から協力企業との交渉、運営までを行いました。

 悠久の庭では、アウトドアブランド、パタゴニアとの協働で古着を使ったエコバッグ作りや洋服修理のブースを出展。小川珈琲株式会社との共同企画、国際フェアトレード認証コーヒーの試飲会は長蛇の列ができるほどの盛況ぶりでした。コーヒーを飲みながら談話をしていた商学部2年次生の学生らは、「このイベントでゼミの活動やフェアトレード、企業やその取り組みついて知ることができました」「コーヒーは苦みも酸味もマイルドで飲みやすく、美味しいです」と感想を述べました。

 深澤ゼミの学生らは、産学連携プロジェクトを通じて企業と共同製作したフェアトレード商品「サスティナブルバッグ」と「ボトルカバー」の展示・販売ブースを展開。商品開発のプロジェクトリーダーを務める神原楓汰さん(商学部4年次生)は、「日本では40%に満たない程度であるフェアトレードの認知度を向上させ、ゆくゆくは発展途上国の貧困解消に繋げたいですが、若い世代を中心にまずは知ってもらうことが大切だと思っています。普段使いできるアイテムを通じてフェアトレードを身近に感じてもらえたら嬉しいです」と商品に込めた願いを語りました。

 特別講義では、パタゴニア・サーキュラリティ部門の平田健夫氏が「パタゴニアの企業理念とWorn Wearの取り組み」をテーマに講演。「必要のないものは買わないで」というメッセージを投げかけ、企業理念と環境に対する取り組みについて解説しました。
 講義後半は、パタゴニア大阪ストアの森本大紀氏をはじめストアスタッフも交えた学生とのトークセッションおよび質問コーナーへと移行。「製品の修理は経営の負担になるのではないでしょうか」という問いに、「長期的なスパンで考えると、パタゴニアの経営理念に向き合い、製品を長く使用してもらうことで健全にビジネスが成長し続け、地球環境に還元されるサイクルが成り立つと考えています」と回答。最後には、「パタゴニアに興味を持ってくれる方は、ぜひ一緒に世の中を変えていきましょう」と締めくくりました。

深澤ゼミ@関大(深澤ゼミのInstagram)




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