キャリア形成入門演習履修生が「パナソニックグループ 会社見学スペシャルツアー」に参加

  梅の花もほころび始めた2月21日、今年度新設された『キャリア形成科目群※』の科目の一つである『キャリア形成入門演習』において、優秀なプレゼンテーションを行った上位3チームのうち8人の学生が、『パナソニックグループ　会社見学スペシャルツアー』に参加しました。当日は、社会学部の杉本英晴准教授と教育推進部の松川晴美特別任用助教が引率し、総勢10人で2023年度に開設された『Panasonic XC　KADOMA』を訪問しました。

  まずは2班に分かれ、フリーアドレスのオフィスフロアを見学。吹き抜けのエントランスや屋外に設置された個室ブース、靴を脱いで仕事ができる空間などもあり、従来のイメージとは全く違うオフィスの光景に、学生たちはとても驚いた様子でした。

  次に本学出身の2人の先輩社員から「どのような学生時代を過ごしたのか」、「働く大変さや楽しさ」などについて話を聞きました。その後学生から「今はどのようなプロジェクトに携わっているのか」など沢山の質問があり、学生は自分の将来に思いを巡らせていました。

  最後に歴代の家電製品が展示されている『パナソニックミュージアム　ものづくりイズム館』を見学し、学生たちは自分たちが生まれる前の商品にもかかわらず、そのデザインの素晴らしさに驚きの声を上げていました。

  授業で悩みながらも懸命にPBL（課題解決型学習）に取り組んだ学生たちは、実際に企業のオフィスを訪れ、そこで働く人たちの雰囲気を肌で感じるという今回の経験から、より一層自身のキャリア形成への意欲・関心を高めた様子でした。
  今後も『キャリア形成科目群』では、外部の企業・団体などの協力の下、産学協働の授業を通じて学生のキャリア形成を促していきます。

※入学直後からスタートする充実したキャリア教育 ～VUCA時代に注目されるキャリア形成の力～｜KANDAI HEADLINES ～ 関西大学の「今」 (kansai-u.ac.jp)