関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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関西大学博物館ミュージアム講座を開催

 千里山キャンパスにて4月28日、鳥取県とっとり弥生の王国推進課の濵田竜彦氏(本学文学研究科修了)を招き、関西大学博物館ミュージアム講座「遺跡を魅せる―弥生時代遺跡の魅せ方・楽しみ方―」を開催しました。

 本講座は、人々にどのようにすれば遺跡に興味・関心を持ってもらえるか、またどうすれば遺跡に価値を見出してもらえるかという来場者への問いかけから始まりました。遺跡を魅せる事例として、県内に所在する青谷上寺地(あおやかみじち)遺跡、妻木晩田(むきばんだ)遺跡(鳥取県立むきばんだ史跡公園)の概要と遺構や遺物、各種イベントなどの実際の取り組みを映像と画像を交えて紹介。弥生時代の遺跡を整備することにより「魅せる」こと、さまざまなアイデアを駆使して「楽しむ」ことを伝えました。

 講師の濵田氏は、「『文化財としての価値を損ねないこと』と『面白いと思ってもらえること』の両立を図りながら、遺跡の価値を高めていきたい」と語り掛け、約100人の参加者は熱心に耳を傾けていました。

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    復元した青谷弥生人のお面で記念撮影