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関西大学博物館で春季企画展「摂津加茂遺跡発掘70年展」を開催中

 4月1日から5月21日(日)まで、関西大学博物館にて2023年度春季企画展「摂津加茂遺跡発掘70年展」を開催しています。

 川西市の摂津加茂遺跡(国史跡:加茂遺跡)は、弥生時代中期の大規模な環濠集落遺跡。摂津加茂遺跡では、大正時代初期から考古学者や考古家による採訪が活発となり、調査研究が必要であると考えた関西大学の末永雅雄教授は、1952(昭和27)年から関西学院大学とともに発掘調査に着手しました。

 本企画展は発掘調査70年を記念し、考古学の"関関戦"と呼ばれる共同発掘調査、遺物の収集に情熱を傾けた7人の考古家列伝、川西市による発掘調査・研究成果の3部構成で、弥生土器や栄根銅鐸(レプリカ)など97件・565点の展示を通じて、国指定史跡に至るまでの調査の歴史をたどります。

  また、鳥取県との共催で「とっとり弥生の王国青谷上寺遺跡から青谷弥生人がやってきた」と題した展示も同時開催。青谷上寺朗(弥生時代人の複顔像)や遺跡から出土した資料(レプリカ含む)を展示、弥生時代の魅力を紹介しています。

 関連イベントとして、4月28日(金)14:40~16:10に鳥取県とっとり弥生の王国推進課の濵田竜彦氏(関西大学文学研究科修了)によるミュージアム講座『遺跡を魅せる―弥生時代遺跡の魅せ方・楽しみ方―』を開催します(要事前申込)。ぜひご来館ください。

春季企画展「摂津加茂遺跡発掘70年展」詳細(博物館ウェブサイト)

  • 摂津加茂遺跡発掘70年展
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