KANDAI
TOPICS日常の出来事
千里山キャンパスで8月23日、中学2・3年生と高校生を対象に「ひらめき☆ときめきサイエンス ~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」を開催しました。本プログラムは、大学などの研究機関で科研費(KAKENHI)を元に行われている研究成果を、中学生、高校生が「直に見る、聞く、触れる」ことにより、科学のおもしろさを実感するものです。
今回は、環境都市工学部の村山憲弘教授が、「資源循環工学の面白さを学ぼう ~有価物や有害物を分離する方法を考えよう!~」をテーマに、SDGsの目標12「つくる責任、つかう責任」 に関わる資源リサイクルの重要性と、その鍵となる分離工学の面白さを伝えるべく、講義や実験を企画しました。
午前は 「廃棄物のリサイクルについて~金や銀が廃棄物の中に含まれている!~」「分離工学について~うまく分ければ資源になる!~」の講義を開いた後、午後から「廃液中の色素を分離・除去する実験」と「水溶液から金を粒子として取り出す実験」を行いました。実験は、金イオン種やメチレンブルーなどの有機色素を水溶液中から分離するという内容で、参加者は研究室の学生からレクチャーを受けた後、恐る恐る実験に挑戦。溶液をろ過したフィルターに金粒子が出現すると歓声をあげました。
修了式では、村山教授から一人ひとりに「未来博士号」が授与されました。参加者は「ふだんできない実験ができて楽しかったです」などの感想を話していました。
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