KANDAI
TOPICS日常の出来事

8月3日、プレFDプログラム「大学院生のための教育実践セミナー」が千里山キャンパスで開催され、本学博士課程後期課程の大学院生ら17人が参加しました。
本学では、JST次世代研究者挑戦的研究プログラムに採択された「豊富な産学連携・地域連携と連動させた『考動力』人材育成プロジェクト」(※)のもと、日本の科学技術の発展やイノベーション創出に貢献できる人材の育成に取り組んでいます。
その一環として開催した今回のプレFDは、大学教員をめざす大学院生等のための職能開発活動のことで、昨今全国的な広がりを見せている取組みです。教育・研究活動をはじめ、さまざまな業務を遂行する能力が求められる大学教員ですが、なかでも重要なのが多様な学生に対する教育実践能力。当日は講義とディスカッションを通して、「授業をデザインする」ことについて考えました。
約5時間に及ぶセミナーの最後には、グループ討論の成果発表が行われ、その後参加者に修了証が授与されました。山本秀樹副学長からは、締めくくりとして、「博士課程後期課程は専門性が高いからこそ、幅広い視野を持つことが求められる。実際に教壇に立って専門の授業をするときには、何が問題でどう考察するべきか考えてほしい。この修了証には大学からみなさんへのエールも込められている。今後のキャリアアップの機会にぜひ活用してほしい」と参加者へメッセージが贈られ、閉会しました。
(※)高度な知識・技能を修得しつつある大学院生(博士課程後期課程)が研究に専念できる環境を整備することで、卓越した博士人材の育成や輩出をめざす本学の独自プログラム。
グループ討論の様子
修了証授与
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