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政策創造学部が学術講演会を開催

 千里山キャンパスで7月14日、政策創造学部がシンガポール国立大学院生の上砂考廣氏を招き、「「東南アジア」と歩んだ私の20代―紛争、開発そして知的生産」をテーマに学術講演会を開催しました。

 上砂氏は、2014年に本学政策創造学部を卒業。民間企業を経て、現在はシンガポール国立大学比較アジア研究プログラム博士課程在学生として、政策研究大学院大学研究院のリサーチフェローとして日本政府向けの調査プロジェクトに参画しています。

 講演会では、まず東南アジア諸国の文化の違いから、東ティモール独立紛争やミャンマーにおけるロヒンギャ難民問題について解説。なぜ東南アジアでは異なる文化や宗教をめぐって争いが起こっているのかを学生に問いかけながら現地の状況を話し、その後に外交問題に関して、中国の一帯一路構想と東南アジアの関係を説明しました。

 講演中、学生にアジアについて何を思い浮かべるかなどの感想、質問を聞きながら、締めくくりの言葉として、「東南アジアを知るためには、本などの資料を読むだけでなく、実際に現地へ行ってみることです。自分の眼で見て、体験することは聞くことは全く違います。学生のうちにぜひ現地に行ってみてください」とアドバイスを送りました。

  • 政策創造学部学術講演会
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