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関西大学 大学昇格100年記念式典・シンポジウムを挙行

 関西大学は2022年6月5日に大学昇格100年を迎えました。
 同日、千里山キャンパスでは記念式典およびシンポジウム「大大阪の誕生と旧制関西大学の出発 −山岡順太郎と学の実化−」を挙行し、来賓・大学関係者ら約500人が佳節を祝いました。

 式典で芝井敬司理事長は、昇格までの歴史や山岡順太郎先生(当時の理事長)による新時代建設の指導理念を紹介するとともに、「感染症との長い闘いを続けながら、DXやAI、SDGs、カーボンニュートラルといった現代社会の困難な課題に対峙している中で、いま改めて『学の実化』に込められたメッセージを尋ね、学歌に謳われた『燦たる理想』をめざして関西大学の未来を展望することは大変意義のあること」と述べました。
 続いて前田裕学長は、山岡先生の生き様を紹介しながら、「山岡先生には、関西大学の未来がどのように見えていたのでしょうか。100年を経た今も色あせない、我々の学是としての『学の実化』に込められている思いは、現代の課題でもあり続けている」と話しました。

 式典後のシンポジウムでは、まず橋爪紳也氏(大阪公立大学研究推進機構特別教授、大阪公立大学観光産業戦略研究所長)による基調講演「大大阪の誕生」が行われ、本学が大学に昇格した時期の大阪の状況について理解を深めました。
 続くパネルディスカッションでは、市原靖久教授(関西大学法学部)によるコーディネートのもと、橋爪氏や藪田貫氏(関西大学名誉教授、兵庫県立歴史博物館館長)、官田光史准教授(関西大学文学部)、橋寺知子准教授(関西大学環境都市工学部)、熊博毅氏(元 関西大学年史編纂室職員、学芸員)らパネリストがそれぞれの視点から基調講演に対するコメントを述べ、意見交換を行いました。

 また最後には、同じく創設「100年」を迎える応援団による活気あふれた演舞演奏で花が添えられ、関西大学は新たな時代に向けた一歩を踏み出しました。

関西大学 大学昇格100年記念サイト

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