KANDAI
TOPICS日常の出来事
グランフロント大阪ナレッジキャピタル2FのThe Lab.にて、総合情報学部の文化芸術計算機科学研究室(山西良典准教授)が立命館大学の辻野雄大氏と開発した、人工知能(AI)による音楽ゲーム自動生成のデモ展示を実施中です。
本研究室では、ポップカルチャーやエンターテインメントを対象とした技術や知見を研究しており、音楽ゲーム×人工知能の分野では、"楽しいに迫る人工知能"をテーマに、音楽とゲームの関係、音楽ゲームに対する人間の認知等に関する研究に取り組んでいます。
今回の展示では、人工知能が生成した、プレーヤーの技術レベルに応じてさまざまな難易度の楽しさを創り出すゲーム譜面を体験することができます。
ダンスゲーム内には多くの楽曲・譜面が用意されており、プレイヤーは個人の能力や好みに基づいて、遊ぶ譜面を選んでいます。本研究では、ゲーム譜面の「楽しさの特性」について、ゲームの特徴量をもとに既存のゲーム譜面を分類し、それぞれの「楽しさ」を人工知能が学習。音楽を入力することで、それぞれの楽しさの特性に特化したゲーム譜面を自動で生成します。好きな音楽を好きなスタイルで音楽ゲームとして楽しめるしくみとなっています。
辻野氏との共同研究で、「譜面データ生成モデルの学習装置、譜面データ生成器、及びコンピュータプログラム」として特許も出願しています。展示は6月下旬までを予定。音楽ゲーム×人工知能の技術をご体験ください。
また山西准教授は、3月29日(火)開催のセミナー「クリエイターと技術の共進化について語る~AI研究の観点から読み解くプロジェクトセカイ~」(開催形式:オンライン、主催:クリーク・アンド・リバー社)、ならびに6月23日(木)開催の「ナレッジキャピタル最新レポート2022~今、こんなことが起きている~」(開催形式:ハイブリッド、会場:グランフロント大阪北館4F ナレッジシアター、主催:ナレッジキャピタル)に登壇予定です。
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