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TOPICS日常の出来事

3月15日、関西大学DXシンポジウムを開催しました。本シンポジウムは、文部科学省「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」採択を受けた本学独自のDX学習環境である「Global Smart Classroom(GSC)」を活用し、オンライン併用のハイブリッド方式で実施しました。大学や企業から250人を超える申込みがあり、オンラインで参加しました。
基調講演では、京都大学高等教育研究開発推進センター長の飯吉透教授が「教育DXによる次世代の高等教育の創出を目指して」をテーマに登壇。「オンライン教育や対面授業、またそれらのハイブリット型のベストミックスを考える中で、それぞれの授業形態の質保証だけではなく、教育目的に応じた質保証を考えることも大切である」と、より包括的な授業の質保証の基準や仕組みの必要性を述べました。
続いて、本学の岡田忠克学長補佐と藤田髙夫副学長から、関大LMSによる学習成果の可視化のほか、インタラクティブな学習を支援するツールや高次な授業配信をできる環境、VR(Virtual Reality)の活用など、今年の取り組みについて紹介がありました。
パネルディスカッションでは、飯吉教授、カコムス株式会社の朝山悟氏と富士通Japan株式会社の佐伯敦氏をパネリストに迎え、日本の高等教育のあり方や教育のDX推進について、産業界、大学側それぞれの立場から幅広い提言や意見交換が行われました。最後に前田裕学長より、「教育界だけでなく社会全体としてのトランスフォームが必要であり、このシンポジウムを起点としてこれからもキャンパスのDXを展開していきたい」と挨拶があり、盛況のうちに終了しました。
飯吉透教授による基調講演
パネルディスカッション
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