関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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関西大学幼稚園で園児が環境に優しいスコップでお芋ほり

  11月2日、関西大学幼稚園でお芋ほりが行われました。園では毎年、年長児が敷地内の花壇に6月にサツマイモの苗を植え、秋に収穫します。お芋の周りの土を掘るために砂場遊びなどに使う通常のプラスチック製スコップを使いますが、今年は商学部・中嶌道靖教授のゼミ生らが考案した環境に優しい素材を用いたスコップを使いました。

  中嶌教授ゼミでは世の中の動きにつながるユニークな活動を展開。今回のスコップの試作は「樹脂製のスコップの先端が土に入るたびに摩耗し、素材の微粉が混じると安全な砂場とは言えない」との学生のちょっとした気づきからスタート。SDGsの側面を持つと同時に、使いやすい道具をめざしています。

  2日は、年長組の園児約70人と、中嶌教授、ゼミ生6人、製作に協力しているサンライト化成(八尾市)の久目勝浩社長が参加。これまでに集めた子どもたちの手のひらのサイズや、この日に行った使い心地に関する聞き取りなど、さまざまな素材をデータサイエンスの手法で分析し、これまでにないスコップを来春に完成させる予定です。

  • 関西大学幼稚園お芋ほり
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