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子どもたちの科学的好奇心を刺激する「ひらめき☆ときめきサイエンス」を開催

  千里山キャンパスで10月16日、「ひらめき☆ときめきサイエンス ~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」を開催しました。このプログラムは、大学などの研究機関で科研費(KAKENHI)により行われている最先端の研究成果を、小学5・6年生、中学生、高校生が「直に見る、聞く、触れる」ことにより、科学のおもしろさを実感してもらうものです。

  今回は、環境都市工学部の村山憲弘教授が、「資源循環工学の面白さを学ぼう~廃棄物が環境浄化に役立つ材料に生まれ変わる!~」をテーマに、講義や実演・実験などを企画。緊急事態宣言解除後すぐの開催となりましたが、6人の中学生・高校生が参加しました。また、実施協力者として、大阪大学の鈴木賢紀准教授と村山研究室の学生5人が参画しました。

  午前の講義では、村山教授が、廃棄物を出さない重要性や廃棄物から有害イオンを除去できる環境浄化材を作る方法について説明。招待講演では鈴木准教授が、界面を利用して機能材料を作り出せることや、含水ガラスに細孔を形成させる方法(ポーラスガラスの調製)について、中学生・高校生にも理解できるように分かりやすく解説しました。
  午後の実験では、ポーラスガラスの作製とその構造観察、廃棄物からのイオン除去材の合成、色素の吸着除去について、それぞれ実演・実験を行いました。

  最後に行われた修了式では、村山教授が参加者一人ひとりに「未来博士号」を授与しました。参加者の好奇心あふれるうれしそうな様子が印象に残るプログラムとなりました。

資源循環工学研究室のウェブサイト

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