2021年度秋学期入学式を挙行

  千里山キャンパスで17日、2021年度関西大学秋学期入学式を挙行しました。当日は、新型コロナウイルス感染拡大予防のために、出席者のマスク着用や換気の徹底など十分な対策をとって執り行われました。

  秋学期の入学者は、総合情報学部8人、大学院20人（文学研究科4人、理工学研究科5人、外国語教育学研究科2人、東アジア文化研究科9人）の28人。

  前田裕学長は式辞の中で、大学生活を「心に種をまき、育て、花を咲かせること」に例え、「みなさんはご自分の専門性、社会とのつながり、人と人とのネットワーク、心の安定の4つの種をまき、育てていきます。大学での時間は社会に出るまでの大切な期間。関西大学で自ら学ぶ意味とその学び方を身に付けてください」と述べました。続いて、数年前に卒業した学生のエピソードを紹介し、「自分のこととして友人のことを考えることができる。そのような利害を超えた、一生にわたる人間関係の基礎を築けるのも大学でできることの一つです。そして自分の心をしっかり持ち、必要があれば心を休めてください。精神の健全な発達を促すことができるのも大学の役割であり、大学生である間に整えていただきたい」とこれから始まる学生生活に向けてエールを送りました。