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TOPICS日常の出来事

千里山キャンパスで3月6日、高大連携センターが高校生を対象にしたセミナー「入試物理と大学での学び~高校物理から自然科学研究、社会貢献へ~」を開催しました。
本セミナーは、高大連携センターが実施する公開講座型プログラム「関大の研究を体験する」の一つで、高校生を対象に大学の講義だけでなく学内外の施設見学や実験・実習などの体験的な学びを組み入れたものです。
今回はシステム理工学部が、講義と実験の2部構成でセミナーを行いました。講義は「大学入試の先に広がる知のフロンティア」と題して、システム理工学部の和田隆宏教授と伊藤誠教授が登壇。入試物理で頻出する典型的な物理現象を取り上げてその現象の捉え方や考え方、入学後に必要となる学力について解説。さらに、大学で学ぶ物理の考え方が、社会的な問題に役立つことを感染症を例に挙げて説明しました。
実験は、同学部の稲田貢教授と山本真人助教による「金(gold)って何色?」、本管正嗣准教授による「センサーやパソコンを使って落下運動を調べよう!」の2グループに分かれて実施。
「金(gold)って何色?」では、実験を通して金の輝きや色の秘密を探り、また、
「センサーやパソコンを使って落下運動を調べよう!」では、距離を計測できるセンサーを使ってボールや紙の運動を測定し、パソコンを使用してデータを解析しました。
参加者は「高校で習った物理の考え方が、新型コロナウイルス対策など私たちの身近な問題に役立てられていることが分かった」「本格的な機械やパソコンを使って、大学ならではの実験や分析をすることができて、とても楽しかった」と感想を話しました。
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