KANDAI
TOPICS日常の出来事

千里山キャンパスで13日、商学部が廣本敏郎客員教授(一橋大学名誉教授)による講演会を実施しました。
「正しい会計なくして、健全な経済・経営なし」をテーマに、リモートと対面の両方で行われ、約100人の参加者が熱心に耳を傾けました。 廣本客員教授はまず、公認会計士の仕事内容について説明。会計が適切に行われているかを確認するのみならず、コンサルティングや株式公開の支援など、さまざまなニーズに対応するプロフェッショナルとして活躍の場が広がっていることを伝えました。
次に経済社会における会計の意義や重要性に触れ、「企業が大きくなればなるほど公共性は増し、その会計は日本経済だけにとどまらず世界経済にまで大きな影響を与える。ゆえに会計基準に従って適切な会計を行うことは企業の必須義務となる」と説きました。
また昨今の大企業における不正会計の事例についても言及し、「会計に携わる人間には誠実さや公正さが重要で、公認会計士は高い倫理観と行動力に支えられた、公共の利益に貢献できる職業である」と強調。最後に、会計を学ぶ参加者へ向けて「みなさんの努力によって健全な経済社会を構築していってほしい」と期待のメッセージを送りました。
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