関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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子どもたちの科学的好奇心を刺激する「ひらめき☆ときめきサイエンス」を開催

  11月29日に、千里山キャンパスで中学2・3年生と高校生を対象に「ひらめき☆ときめきサイエンス ~ようこそ大学の研究室へ~ KAKENHI」を開催しました。
  「ひらめき☆ときめきサイエンス」は、大学などの研究機関で科研費(KAKENHI)により行われている研究成果を、小学5・6年生、中学生、高校生が「直に見る、聞く、触れる」ことにより、科学のおもしろさを実感してもらうプログラムです。

  今回は、環境都市工学部の村山憲弘教授が、「資源循環工学の面白さを学ぼう ~都市鉱山リサイクルの鍵となる分離工学~」をテーマに講義や実験などを企画。三密や会話を避け、感染予防対策を講じながらプログラムを実施しました。11人の参加者のなかには、熊本や静岡、滋賀から来学するほど、中高生にとっては興味のあるプログラムです。

  午前の部は、東京オリンピックのメダルや都市鉱山、化学工学、分離工学、廃棄物処理、リサイクル、新しい金の回収方法などについて、分かりやすく解説。午後の部の金を回収する実験は大学院生が実演、また、有害イオンを除去する方法は実験サンプルを展示し、参加者が水溶液中の色素を吸着除去する実験を行いました。座談会では、環境都市工学部の学生が大学生活や研究室について、村山教授が金回収方法の発見にまつわるエピソードや海外留学について、それぞれ紹介しました。

  修了式では、村山教授が参加者の一人ひとりに「未来博士号」を授与しました。参加者が目を輝かせている様子が印象的でした。

  • ひらめき☆ときめきサイエンス
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