KANDAI
TOPICS日常の出来事

東京センターで12月3日、SUCCESS-Osakaとの共催で、公開講座「コロナ禍の日本社会における外国人留学生と日本人学生の育成事例からひも解く~共創時代に必要な人材の獲得と育成~」を開催しました。
国を挙げて人材獲得競争が激化している今日、コロナ禍で注目を集める「ジョブ型雇用」をはじめ、採用戦略における早期接触のニーズの高まりなど、社会の常識は時代とともに刻々と変化しています。本講座では、「ダイバーシティ」や「SDGs」、「高度外国人材の活用」、「インターンシップ」等をキーワードに、社会を生き抜くために必要な新時代の人材育成および国・企業・大学の連携のあり方を提案しました。
第1部の講演では、国際部の池田佳子教授が「多様性を磨く日本企業と大学が連携した現在と未来」をテーマに登壇。池田教授は今後求められる人材の6つのキーワードとして "対話、活用、探求、発見、想像、展開"を挙げ、「これからは、まだ存在しないものを産み出せる力が必要。このニーズの変容にいかに迅速に取り組めるかが不可欠」とし、人材教育のヒントとなる鍵は"産学官連携"だと説きました。その一例としてSUCCESS-Osakaなどの活動を紹介。その後、数カ月にわたって企業とともにSDGsの課題解決モデルを考案した外国人留学生2人のプレゼンテーションを示しました。
第2部のトークセションでは、三沢直之氏(株式会社クニエ シニアマネージャー)司会のもと、能村幸輝氏(経済産業省 産業人材政策室長)、平野いずみ氏(公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 戦略事業課)、徳岡臣紀氏(株式会社トモノカイ 代表取締役)、池田佳子氏の4者で、脱OJTジョブ型インターンシップによる成功事例や、SDGsを絡めた新たな産学連携の取り組みモデルなど、社会と学生の「早期接触」に焦点を当てた議論を展開しました。
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