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関大アーカイブズ『関西大学統一学園祭』

  今年で43回目を迎える関西大学統一学園祭が近づいてきました。11月1日(日)から11月4日(水)までの4日間、初めてオンラインで開催します。
  学内広報誌『関西大学通信』のコンテンツ「なるほど・ザ・関大」のアーカイブのなかからお届けする今回のエピソードは、学園祭の歴史です。

  第1回目の学園祭は、1926(大正15)年です。これは同年8月に完成した大運動場と関係があります。運動場の竣工式では創立40周年記念も兼ねた式典が行われ、これに併せて大学祭を行いました。

  このことは『関西大学学報』229号(1948年12月発行)の、座談会「大学祭の今昔を語る」でも確認できます。当時の理事長・宮島綱男氏が「この時期、関西大学は世間にあまり知られておらず、卒業生も関大卒業と言うことをはばかっていた。そこで、日本一といわれたアメリカ式グラウンドもできたし、この際、学校宣伝のために大学祭を」と話しています。学生が各駅のターミナルでビラを配りながら宣伝に努め、各界の名士を含め約3万人を招いたようです。

  ところで、今年の統一学園祭のテーマは"Re Action~笑う門に福来る~"です。このテーマには、コロナウイルスにより日常生活が一変した今、学園祭を開催することでみなさんに笑顔を届けたいという思いと、関大生が行動し挑戦することで笑顔あふれる日常生活が戻ってきてほしいという願いが込められています。

  実行委員長の松原直哉さん(経済学部3年次生)は、「初めてのオンライン開催で、決定当初は不安でいっぱいでしたが、今は新しいことに挑戦できる良い機会をもらったと考えている。オンラインでの開催をきっかけに、一人でも多くの方に関大の学園祭を知ってもらえたらうれしい」と意気込みを語りました。

「RE ACTION」第43回関西大学統一学園祭のウェブサイト
学内広報誌『関西大学通信』477号

  • 201019_t_gakuensai01_s.jpg第1回大学祭の入口アーチ(現在の正門付近)
  • 201019_t_gakuensai02_s.jpg第2回大学祭のポスター
  • 201019_t_gakuensai03_s.jpg第43回統一学園祭実行委員長・松原直哉さん