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堺市との地域連携事業「蔵のとびらを開いてみれば」を開催

  8月19日(水)から9月14日(月)まで、さかい利晶の杜で堺市と本学との地域連携事業の一環として、企画展「蔵のとびらを開いてみれば~堺鉄砲鍛冶屋敷 井上関右衛門家」を開催しています。

  堺区北旅籠町に現存する全国唯一の江戸時代前期における鉄砲鍛冶の住居兼作業場「堺鉄砲鍛冶屋敷 井上関右衛門家」。2015年から約4年間にわたって実施した堺市と本学との共同研究調査の結果、井上家で発見された2万点を超える史料が日本の鉄砲生産の歴史にとって第一級の史料であることが判明しました。

  本展では、鉄砲鍛冶の技術がうかがえる鍛造の大筒、さまざまな鉄砲図面、幕末に井上家でつくられた番筒と呼ばれる火縄銃や上下二連和製雷管式ピストルのほか、新発見された「通(かよい)」とよばれる江戸時代の納品出納の通帳など約40件を展示。貴重な研究成果を広く発信するとともに、身近な歴史遺産にふれてもらうことを目的とした、井上関右衛門家資料初の企画展です。また、藪田貫関西大学名誉教授をはじめとした専門家よる講演会やワークショップなどの関連企画も実施予定です。

企画展「蔵のとびらを開いてみれば~堺鉄砲鍛冶屋敷 井上関右衛門家」の詳細(堺市ウェブサイト)
さかい利晶の杜ウェブサイト

  • 企画展「蔵のとびらを開いてみれば~堺鉄砲鍛冶屋敷井上関右衛門家」新発見された「通(かよい)」
  • 企画展「蔵のとびらを開いてみれば~堺鉄砲鍛冶屋敷井上関右衛門家」井上宗次 短筒図
  • 企画展「蔵のとびらを開いてみれば~堺鉄砲鍛冶屋敷井上関右衛門家」鍛造でつくられた大筒
  • 写真提供:堺市