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第24回先端科学技術シンポジウム「いのち輝く未来社会への貢献ー 多様で健康な生き方の追求 ー」を開催しました。

  千里山キャンパスで23日・24日の両日、第24回先端科学技術シンポジウム「いのち輝く未来社会への貢献ー 多様で健康な生き方の追求 ー」を開催しました。

  本シンポジウムは、本学先端科学技術推進機構で展開されている、幅広い分野におよぶ最先端研究の成果を披露するものです。会場となった100周年記念会館には、本学のみならず他大学や民間企業、研究所、自治体等から多数の研究者が一堂に集結。2日間で1件の特別講演、22件の招待講演、44件の一般講演を実施したほか、70件を超えるポスター展示による研究紹介も行いました。

  また併催イベントとして、文部科学省私立大学研究ブランディング事業に選定された「KUMP(関大メディカルポリマー)」を活用した未来医療創出にかかるシンポジウムおよび関西大学・大阪医科大学・大阪薬科大学との連携事業である三大学医工薬連環科学教育研究機構研究発表会も実施しました。

  特別講演では、研究ブランディング事業研究代表者の大矢裕一教授(化学生命工学部)が「KUMPで届ける未来医療」をテーマに講演。超高齢化社会、医療費の増加、健康・安全への意識の高まりを受け、輸入に頼らない日本発の競争力のある医療機器の開発が切望されている現状に鑑み、本学の材料化学者・機械工学者が、近隣の医系機関とともに取り組んでいる研究開発について紹介しました。さらに大矢教授は、医学部を持たない本学がどのように総合的医工連携を行っているかについても説明。また、今後も精力的に研究活動をするという決意を示し、「これからは関西大学と言えばKUMP、関大メディカルポリマーと覚えてください」と強いメッセージで締めくくりました。

  そのほか各会場でも、本学の4研究部門「N(新物質・機能素子・生産技術)研究部門」、「I(情報・通信・電子)研究部門」、「B(生命・人間・ロボティクス)研究部門」、「E(環境・エネルギー・社会)研究部門」によるセッションや、各研究センター等における1年間の成果が報告され、活発な意見が交わされました。

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