KANDAI
TOPICS日常の出来事
梅田キャンパス"KANDAI Me RISE"で11月9日、大阪市立大学・大阪府立大学・関西大学の第16回三大学連携事業として、公開講座「SDGs―私たちが生き続けられる世界に!」を開催しました。
SDGsをテーマとする今回の公開講座では、根本かおる氏(国連広報センター所長)が、基調講演「SDGsを自分事化して世界を変革する担い手に!~世界規模の思考力と足元の行動力を育むために~」の講師として登壇しました。
根本氏は地球環境問題をはじめ、格差の拡大・分断・排除、社会の不安定化や紛争の増加と長期化、難民・避難民の増大など、深刻化する世界規模の諸問題を背景に、『持続可能な開発目標(SDGs)』が登場した経緯を説明。
国連が実施する取り組みやキャンペーンを紹介しつつ、「自分事化」をキーワードにSDGsが身近な目標であることを示し、「誰一人置き去りにしない」を掲げるSDGsの担い手になってもらいたいと、参加者に普段からの意識・行動改革を促しました。
続くパネルディスカッションでは、遠藤徹氏(大阪市立大学大学院工学研究科都市系専攻准教授)、嵯峨嘉子氏(大阪府立大学人間社会システム科学研究科准教授)、関西大学システム理工学部の谷弘詞教授をパネリストに、関西大学地域連携センター長の品川哲彦教授(文学部)の司会のもと、「格差・環境・科学技術―SDGsと大学の役割」をテーマとした議論が展開されました。
遠藤氏は「沿岸域の生態系サービス」、嵯峨氏は「格差是正・貧困を考える糸口として」、谷教授は「人にやさしいIoT社会の電源を目指して」をテーマに、自身の研究とSDGsとの繋がりについて紹介。その後、大学の研究および教育が社会にどう貢献できるのか、またどのような展望を持つべきかを約200人の参加者とともに考えました。
- 芝井敬司学長による挨拶 根本かおる氏による基調講演 パネルディスカッションの様子
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